PHOTOCATALYST

光触媒とは

光触媒とは
太陽光や可視光を吸収することにより、有害物質を分解します。
光触媒
光触媒(ひかりしょくばい:photocatalyst photocatalysis)とは、光を吸収することにより触媒作用を示す物質の総称のことで、代表的な光触媒活性物質としては、酸化チタン(TiO2)が知られています。
光触媒自体は光によって変化することはないのですが、その表面に強力な酸化力を帯びるため、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を分解します。
光触媒の主な機能
■ 汚れ分解機能 大気中の窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)などの環境汚染物質を除去
■ 抗菌・殺菌機能 触媒に接触している細菌を駆除し死骸をも分解
■ 空気浄化・消臭機能 アンモニアやホルムアルデヒドなどの異臭の原因となる物質を分解
■ 水の浄水機能 水中の汚染物質である有機塩素化合物を分解
上記のような優れた機能を持つ光触媒技術は、医療機関や食品、化粧品、住宅、上下水処理など幅広い用途に取り入れられています。

塗装の必要性

「別にこのままでも住むには不都合なさそう。」「御近所もまだされていないお宅が多い。」「お金もかかるしねぇ。」お住まいの塗り替えは自分の事となると厄介だし、できれば先延ばしにしたい。ただ、手を拱いていると、いつの間にか大切なお住まいの寿命が短くなったり、資産価値を失うことにもなりかねません。
塗装の目的は大きく分けて2つです。1つは建物の美観を整える事。そしてもう1つは建物を雨、風、紫外線などの様々な外的要因による劣化から守る事です。現在、ほとんどの住宅外装には再塗装等のメンテナンスが設定されており、皆様のお住まいも例外では有りません。

塗装の時期

やはり、特別な場合を除いて住宅の塗り替えは最低でも10年〜15年に1度はされるべきです。物言わぬお住まいも、実際にはいろいろな形で再塗装のサインを出しています。 モルタル壁、サイディング壁、屋根の劣化のサインを以下にあげてみました。ご自身の気になっている部分と比較してみてください。当てはまる部分がひとつでも有れば再塗装の検討時期です。

モルタル壁の劣化サイン

カビ・藻

カビ・藻

家にとって大敵である湿気が多い北側に多く発生しやすい。

クラック

クラック

家にとって大敵である湿気が多い北側に多く発生しやすい。

シーリング材の劣化

カビ・藻

外壁ボードの継ぎ目がひび割れたり隙間ができている状態。
場合によっては建物内部への雨漏りにつながる場合もあり早めの手入れが必要。

ボードの浮き・反り

クラック

施工不良の場合もあるが、ボードが湿気を含み乾燥収縮による場合は早めの手入れが必要。木ねじ等で抑えが効かない場合は改修に費用がかかる。

塗装材の種類と耐用年数

現在、よく使われる塗料の種類と耐用年数をまとめてみました。用いる塗料の種類によって工事費用も変わってきますが、耐用年数が倍になったからといって、費用が倍になるわけでは有りません。一般的には、結局は多少高くてもよい塗料を使った方がお得という事が出来るでしょう。ただし今のお住まいの現状とこれからを踏まえて、適正な塗料を選ぶことが最も大事だと思います。
名称 耐用年数 特徴
合成樹脂調合ペイント 3〜5年 従来最も多用されてきた塗料。安価。
アクリル樹脂塗料 5〜8年 油性ペイントより耐候性に優れ、色あせしにくい。
ウレタン樹脂塗料 8〜10年 耐久性、耐候性、耐薬品性に優れ、多方面で使用されている。
アクリルシリコン樹脂塗料 10〜15年 フッ素樹脂につぐ高耐候性。コストパフォーマンスに優れる。
フッ素樹脂塗料 20年程度 高耐候性で塗膜はガラス質に近く汚れも付きにくい。高価なのが難点。
光触媒塗料 20年程度 開発されて日が浅いが、次世代塗料として高耐候性、防汚性は期待できる。

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